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ガッツあるリクエスト

人間、不可能だとわかっていてもどこかで希望を持ってしまうのか、聞いてみて損はない、ダメもとでやってみようと思うのか・・・

ビジネスクラスでの珍事。

<case1>

搭乗中、ウェルカムドリンクを提供する大将を欧米人ビジネスマンが呼び止めた。

'Excuse me, can I ask you something?'

'Yes, Sir.'

'I have my wife in economy class. Is there a chance to bring her here? We'd like to sit close to each other during the flight.'

(妻がエコノミークラスにいるんだけど、ここに連れてくることは可能ですか?フライト中近くにいたいので。)

なんと!

この方、身なりはしっかりしてるのにエライこと要求するわね。意外。

'I'm aflaid that we are not supposed to do so unless a customer accepts an extra charge.'

(恐れ入りますが、アップグレードは差額をいただかないとできないことになっております。)

'Oh...O.K.'

(あ・・・そうですか。)

'You may visit your wife in economy class at any time. Fortunately, we've got plenty open seats there.'

(エコノミークラスへの出入りはどうぞ自由になさってください。幸い空席も十分ございますし。)

'O.K. Thanks.'

(わかりました。ありがとう。)

<case 2>

その5分後。

離陸直前、今度は日本人ビジネスマン。

「あ、ちょっとすいません。」

「はい。」

「あの、今日ビジネスクラス空いてますよね?」

「はい。ご予約は半分ほどですが。」

「僕ね、後ろに妻と子供がいるんですよ。前に連れてきちゃダメですか?」

・・・

本日2回目・・・絶句。

この方も身なりはいいのに。

残念至極。

プンプンよ。それに日本語でいなすのは苦手だっちゅうに。

「恐れ入りますが、後ろというのは・・・?」

「あっ!エコノミーです。」

(少しの間)

よしできた。

「お気持ちお察しします」の、ちょっと悲しい顔。

さあ、いざ!!

「申し訳ありませんが、致しかねます。」

「ダメですか?」

何なのよこの人!! ダメ押し??

「そうですね、お支払いいただかない限りは・・・」

「あ、そう。わかりました。」

―――――

<結論>

後から判明したことだけど、お二人ともお勤め先の企業がチケット代を払っているパターン。出張に同行したご家族は自腹。セコイわね、家族のチケット負担のみで全員ビジネスに座ろうと企むとは。

反面、こういうガッツあふれる日本人が少なくなってきてるのも事実。特に青年男子。NOが怖くてプロポーズもできず、彼らのためにXデ―をアレンジする会社は大儲けらしい。情けなし。

見よ、上のお二方の特攻隊的アグレッシヴネスと、断られてもケロリとしている強靭な精神を!

腹は立ったが学ぶところは多いぞ!!

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お客さま対処法」カテゴリの記事

コメント

大将節健在で何よりです。
落ち込んだ時や、元気が無い時は空を飛ぶ?!と元気が貰えそうで。
PC壊れて往生してましたが、大将健在で安心いたしました。
『エコノミークラスへの出入りはどうぞ自由になさってください。幸い空席も十分ございますし』最高の台詞です。
大将の機転に座布団三枚。
3ヶ月連続Y.C.Yと搭乗しましたが、お会い出来ないのが唯一残念ですが。。。。
ミッフィーちゃんの航空会社にも外れのCAがいらっしゃる事が分かりました【爆】デルフト焼きオネダリは可愛いものですか(笑い)
蒸し暑い夏を、地上でも機上でもパワーで乗り切ってください

投稿: 前田慶次郎 | 2014年7月20日 (日) 21時52分

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